2026.09.18
切粉圧縮機のご紹介|岩手県遠野工場の設備
2026年4月より稼働した弊社の遠野工場では、
切粉(きりこ)の保管スペース削減や切削油の再利用を目的として、切粉圧縮機を導入しています。
今回は、遠野工場で活躍する設備の一つである切粉圧縮機をご紹介いたします。
株式会社カネタ製 切粉圧縮機 (型式:YA-100)

◆ 製品情報はこちら
切粉圧縮機YA100型|遠心脱油機内蔵・切削油*98%回収・セミオーダー – 株式会社カネタ |切粉圧縮機・製缶加工〈大阪・摂津市の鉄工所〉
切粉圧縮機とは?
金属加工において切っても切り離せない存在である切粉を、「圧縮するための機械」です。
弊社では、「鉄用」と「ステンレス用」の2台を導入いたしました。
切粉(きりこ)とは?
切粉とは、旋盤やフライス盤などの工作機械で金属を削った際に発生する「金属のくず」のことです。
材料の種類や削り方によって、細長いものやカール状・粉状などさまざまな形で発生します。
発生した切粉は加工後に回収し、その金属種類によっては再利用されることもあります。
切粉はそのままの状態だとパーマのように膨らんでおり、保管するには少し場所を取りますが、
この圧縮機を使うと切粉を1/5くらいまで小さく圧縮することができます。
「省スペース化」と「資源の有効活用」を同時に行える、製造現場にとって非常に頼もしい設備です。


さらにこの圧縮機にはもう1つ特徴があり、
圧縮する際、切粉に付着した切削油を回収(脱油)することが可能です。
回収した切削油はそのまま再利用できますが、
セパレータやフィルターを通すことで切削油に残った細かい切粉を除去し、きれいにすることもできます。
(切粉に付着した8割ほどの切削油を回収できており、昨今の切削油価格高騰において非常に助かっています💦)
↓「BUNRI」というセパレータを通して、きれいな状態にした切削油を小分けにしている様子
切粉を圧縮して容積を小さくすることで、保管スペースの削減にも貢献しています。
また、圧縮時に回収した切削油もリサイクルできるため、無駄を減らせる点も環境への配慮へ繋がっています。
おわりに
遠野工場では、切粉圧縮機を活用した切粉処理の効率化や切削油の再利用に取り組み、生産効率の向上と環境負荷低減の両立を目指しています。今後も設備の活用や改善活動を通じて、より高品質なものづくりに取り組んでまいります。